To me

優しすぎるわたしへ。

夜の八王子

 

 

本当のことは言わなくてもいいから

嘘はつかないでよ

 

知ってた

知らないふりして騙されたふりをしてた

騙したんだったら最後まで隠し通してよ

 

わたしは誰にも話してないのに

勝手に情報だけ流れてくる

あなたから聞けなかったこと

 

ちゃんと話してくれても

わたしは委ねたよ

そのことも分かるでしょ

 

嘘にならないような言葉選びをしていたこと

気付いていて目を閉じた

上手く騙して欲しかったから

隠し通せないこと隠し通し抜いて欲しかったから

 

それがあなたとの信頼関係だったから

 

わたしのことをなんだと思ってた?

扱いやすい女だと思ってるんでしょ

わたしも思うよ

 

あの時どんな気持ちで

あなたに任せますって言ったか分かりますか

 

あなたがいたから頑張ってこれた

だから責めないしありがとって言うよ

 

でも泣かせて

 

あなたの嘘に

 

最初の言葉があなたの言葉だった

見抜けなかったわたしが悪いね

 

優しすぎるあなたへ。