To me

優しすぎるわたしへ。

置いていかれた水

 

 

 

 

別に薬が飲みたくないわけじゃないんです。

 

薬を飲みたくないとわがままを言っているわたしを受け入れてほしいんです。

そんなわたしごと、愛してください。

 

 

 「前はよく笑ってたけど、最近死にたいっていう」

傲慢だけど、死にたいわたしごと愛してください。

死にたいと思い続けていることが、わたしの自己統一性。

毎日死にたいと思うわたしだけは、わたしを裏切らないのです。

そんなわたしごと、愛してください。

 

 

愛されたかった

ねえパパ

わたしは小学生のとき、ほとんど100点のテストを見せていたと思う

それに対してあなたは別に何も言わなかったこと、覚えてますか

たまに90点を取った時、怒ったよね

「100点じゃない、完璧じゃない、勉強しろ」ってさ

きっと今妹が100点のテストを見せたら、すごいなって笑って抱きしめるのだと思う

今更羨ましいとか、そういうのではないと思っているけれど

もしかしたら羨ましいのかもしれない

あの頃のわたしは、パパに愛されたかったのだと思う。わたしにも、分かる形で。

100点以上になにをしたら、わたしは抱きしめてもらえた?

パパから感じられなかった愛情は、大きくなった今、ずっと探して歩いてるよ。

でも分かってる あの頃埋めたかったパパからの愛情は、今更埋めたところで無意味なこと  もう遅いこと

 

大きくなって、教育を勉強した今、

やっと言葉にできるようになった やっと求めているものに気付いた

ももうなにもかも遅いなんて、そんなのひどいよね

 

それなのに、こんな気持ち知りたくなかったとは思えなくて

だからこそ目指そうと思った教師という道があるし

この気持ちは経験しないと絶対に理解できないし

それは教師という職業に必ず繋がる。必ず。

こんなわたしにしか理解できない生徒の心が必ずある。救わなければならない。

 

 

「痛い」って言ったら心配してくれる人がいて

「会いたい」って言ったら会いに来てくれる人がいて

できないことを代わりにしてくれる人がいて

大事にしてくれる人がいて

疑うことなくそう思えて

幸せなんだよ

 

でもきっとパパの影を追ってるんだよ

絶対に今この人がいい

でも、それでもパパを追ってる

父性をずっと追い求めてる

 

ねえパパ いまさ 大事にしてくれる人がいるんだよ

 

 

 

優しすぎるあなたへ。