To me

優しすぎるわたしへ。

自己同一性と余白

 

 

 

自分のことが信用できないのだ。

信じたい人を信じる その中に自分はいない。

 

傷つけたくない人を守るために、わたしができること

自分を信用しないことだ

 

いつだってわたしはわたしを裏切ってきたし

これからだって保証することはできない。

ただそんな自分にもひとつだけ守り続けた

守り続けられたことがあって

それは毎日死にたいと思うことだ。

 

そう思うたび、そのことについて、わたしはわたしを裏切らなかった、と安堵する。

わたしにとって、何にも代え難い自己肯定である。

これがわたしの自己同一性。

何にも侵すことはできない。

 

きっとこの世界には、死ぬこと以上の希望があるのだろう。

愛があるのだろう。安寧があるのだろう。

それでもわたしは死を通して世界を見ていたい。

それをわたしは死生観と呼びたい。

 

 

傷つけたくない人を守るために、わたしができること

自分を信用させないことだ

 

複数人を一度に愛せてしまう自分は

器用なように見えて 不器用なのだ。

感情をコントロールできていないから。

対処法は「誰とも話をしないこと」

 

 

そんな自分を もう諦めた自分がいて

わたしはいつも恋人に束縛を求める

それでもわたしは誠実でいたいのだ。

きっと、笑われてしまうのだろうと思う。

 

 

 

言葉を、思考を、思案する。

メッセージ性のない自分の言葉を信用したい。

 

伝えるべき事の全ては綴らない。

それは誤解ではなく、余白

 

 

 

 

 

優しすぎるあなたへ。